
7年かけて作った「人工ブラックホール」でホーキング放射を初観測したようです。ブラックホールが完全にブラックではなく、証拠になるかどうかが議論されています。
アニメのような厨二病特有のブラックホール。右手が突然疼きだし、その幻想をぶち殺す主人公。7年かければブラックホールを作れる男が今ネット中で話題になっています。
イスラエルの科学者「ジェフ・スタインハウアー」が人工的にブラックホールを制作し、その振る舞いから「スティーブン・ホーキング」博士が1974年に発表した理論「ホーキング放射」に似た現象を観測したと発表されました。
スタインハウアーがアニメのような人工的ブラックホールが、本物のブラックホールのように光を含めて何でも吸い込むというものではなく、試験用のチューブ内に流体を流し、ある地点でそれを音速以上に加速させることから音響的な事象の地平面が発生するようです。
この人工ブラックホールでは”音が逃げられなくなる位置”を「事象の地平面」という呼び方で説明します。
ブラックホールは一般的にすべての物質を引き寄せ光であっても逃さないほどの強力な重力を有するため、宇宙空間にポッカリと真っ黒く何も見えない穴が開いたように見えると思われています。
しかし、ホーキング博士は量子効果を考慮するとそこからは熱的な放射がなければならず、事象の地平面(想像図に描かれるブラックホールの緑の部分)から電磁波のようなエネルギーが発せられるようで、「ブラックホールは完全なブラックではない(何も放出しないわけではない)」としたようです。
解りやすく言うと、ブラックホール本来の能力を有していないということのようです。
真空中には何も存在しない部分から常に一対の粒子が発生しており、それらはすぐに結合してまた消滅するという動作を繰り返していると考えられ、事象の地平面よりブラックホールの中心に近いところでは、粒子が発生してもブラックホールに引き寄せられるだけで終わってしまいます。
ところが、事象の地平面では片方の粒子のみがブラックホールに落ち、もう片方が外へ逃げる可能性が考えられます。
すると、この逃げた粒子が外界からはブラックホールが放出したエネルギー、つまりホーキング放射として観測できるとのことです。

この画像は引用元からいただきました。下記に貼っておきます。
この音響的な事象の地平面に一対のフォノン(音子、音響量子、音量子)を発生させることが可能で、フォノンの片方がブラックホールから放射されるように移動し、一方のフォノンがブラックホールにとられるホーキング輻射と同じ現象が発生するのを確認したとのこと…!
他方ではホーキング放射を擬似的に再現したのはこれが初のことであり、実験結果に欠陥がなければ、ヒッグス粒子の発見と同じくらい大変な出来事だとする声もあるようです!
厨二病アニメでしかありえなかった、ブラックホールの実現…!凄すぎじゃないですか!ほとんど引用ですが、こんな出来事がこの21世紀で起こりうるとは!wwwwww
話が難しすぎてよくわからないといった方に、簡単に説明すると「音を吸い込むブラックホールが実現した」ということです!
アニメまでとはいかずとも、厨二病のような妄想を実現にした男がこの21世紀に誕生したかもしれない驚愕の現実…!
すでに引用先のサイトではSNSシェアがとんでもない事になっており、厨二病心をつつく素敵な発見が今発表されました!
下に詳細リンクとアニメのような出来事が現実に起きている事を逸早く察知したネットの住民の反応も載せておきます。
こういう記事を見ると現実では到底ありえないような、アニメの特権だと思った描写がこのリアルで起きていることを考えるとまだまだこの世の中捨てたもんじゃないですね!!
7年かけて作った「人工ブラックホール」でホーキング放射を初観測。ブラックホールが完全にブラックではない証拠になるか
イスラエルの科学者が7年かけて「人工ブラックホール」を製作 ホーキング放射を初観測

𐏎𐎷𐎻

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